美濃焼の産地で、お正月に「とろろ」を食べる理由。おすすめの「すり鉢」とは

美濃焼の産地の習慣

美濃焼の産地、岐阜県美濃地方には正月2日に自然薯(山芋)を擦った「とろろ」を食す習慣があります。地域によっては二日とろろ、三日とろろと様々ですが長野県や東北地方をルーツにもつ家にそういった風習が多いようです。


正月二日の書き初め、初夢などと同じく「すり初め」として自然薯(山芋)を擦り、とろろ汁を頂きます。

では、なぜこのような風習ができたのでしょうか?

「長く伸びるから縁起がよい」、「松の内にとろろを食べると風邪をひかない」などと言い習わして現代に伝えられています。


栄養素的にも消化酵素や食物繊維が豊富に含まれており、消化を助けてくれる「とろろ」は年末年始の食事につかれた胃腸に優しい理にかなった風習といえます。
先人たちの生活の知恵が風習という形で残された習慣なのでしょう。

 

「とろろ」に欠かせない調理道具「すり鉢」

そんな「とろろ」を美味しくいただくための調理道具が「すり鉢」です。


美濃焼の産地のなかでも、とある窯元さんはすり鉢製造を専業に全国のすり鉢の実に6割を生産されている窯元があります。

プロの料理人も認めるすり鉢を生産しているのは、きっと誰もが一度は見かけたことのある茶色のあのすり鉢を生産している窯元さんです。

こちらで生産されるすり鉢は固く焼き締められた土にしっかりと立てられた櫛目を持ち、山芋の皮目も身もきめ細かく摺りおろすことができます。

また、サイズは4寸(12cm程度)の手のひらサイズから飲食店向けの尺5(46cm程度)もある特大サイズまで幅ひろく展開しているのでご家族の人数に合わせてちょうど良いサイズをお選びいただけます。

ぜひ、この使い心地を実感していただきたいと思い、こちらのすり鉢を紹介いたします。

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すり鉢