日本の器を、ニューヨークのレストラン業界へ――「フラスタム」シリーズのご紹介

このたび、岐阜県土岐市の窯元「晋山窯ヤマツ」が手がける「フラスタム」シリーズを、ニューヨークのお客様のショールームで開催される展示会にお提案させていただきました。

この商社は、長年にわたりニューヨークの一流レストランや料理人たちに選ばれてきた器や包丁などを取り扱う専門商社です。今回、その商社を通じて、「フラスタム」シリーズが現地のレストランシーンに紹介されることを私たちも嬉しく思っています。

晋山窯ヤマツと「フラスタム」シリーズ

晋山窯ヤマツは、明治元年創業の老舗窯元で、150年以上にわたり美濃焼の伝統を守りつつ、現代の食卓にも自然に馴染む器づくりを続けています。「フラスタム」シリーズは、伝統的な茶器をベースに、現代的なラインと落ち着いた質感を取り入れた製品です。

柔らかな直線と曲線、土の質感を感じる釉薬、手になじむちょうどよい重み――すべてが静かな美しさを宿しています。

また、「フラスタム」シリーズは、ドイツのデザイン賞「レッドドット・デザイン賞」を受賞しており、国内外のデザイナーや料理関係者からも高く評価されています。

日本の器を世界へ

日々の暮らしに、静かな美しさを

 

日々の暮らしに、静かな美しさを

「フラスタム」シリーズは、派手さではなく、日々の暮らしの中でじわりと心に残る美しさが魅力です。

器に求められるのは、ただ「盛るためのもの」ではなく、「佇まいとしての美しさ」と「使う時間の心地よさ」ではないでしょうか。そのどちらにも丁寧に応えてくれるのが、「フラスタム」シリーズです。

毎日の食卓に、少しだけ丁寧な時間を――そんな気持ちに寄り添ってくれる器です。

さいごに

美濃焼の伝統と現代の感性が融合した新しい商品を紹介することは私たちにとってもとても楽しい仕事です。窯元を訪れ、職人たちの手仕事や熱意に触れながら、器の魅力を皆さまにお伝えできることを嬉しく思います。

今回はニューヨークの展示会を通じて、さらに多くのお客様に美濃焼の良さを知っていただけることを楽しみにしています。今後も、新しい情報や製品についてこちらでお知らせしていきますので、ぜひチェックしてみてください。

日本の器